早期治療のため、短時間の麻酔で処置が終わりました

2018/11/20

[歯が茶色い]
早期に治療することにより処置時間も短くなり、治療費や患者さんの体への負担を大幅に減らすことができます。

動物の種類:犬

犬種・猫種:ポメラニアン

処置日:2018/11/20



左上の奥歯に歯石が付着しています。
また犬歯が鼻側に傾斜しています。

 

左下の奥歯にはうっすらと歯石が付着していますが、歯肉の腫れはほとんどありません。

 

上の前歯は歯石も付着しておらず、歯肉も綺麗でした。

 

下の前歯は1本肉眼上確認出来ません。(青丸部)
しかし、上の前歯同様歯石も付着しておらず歯肉も非常に綺麗です。

 

歯石を除去したところです。
綺麗な白い歯が見えるようになりました。
なお犬歯が鼻側に傾いていたのですが、歯肉などの損傷もなく、噛み合わせも大きな問題はなかったため矯正等の処置は行いませんでした。

 

上の前歯は歯周ポケットもなく、非常に綺麗でした。
歯科レントゲンでも骨融解は全く見られず非常に良好でした。

 

肉眼上確認出来なかった部位の歯はレントゲンでも確認出来なかったため、元々生えていなかったか抜けてしまったと思われます。
今回は歯肉の炎症も軽度で歯槽骨の融解もなかったため、歯石除去と研磨のみの治療となりました。
そのため、処置時間が非常に短く麻酔からの覚醒も非常に早かったです。
早期に治療することにより処置時間も短くなり、治療費や患者さんの体への負担を大幅に減らすことができます。
大切なワンちゃん、猫ちゃんの歯を残すためにも定期的に歯科検診を受けられることをお勧めします。

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