2019/5/28
歯周病は気づかない間に進行してしまうため、症状が出た時には進行してしまっていることが多いです。動物の種類:犬
犬種・猫種:ポメラニアン
処置日:2019/05/28
上下ともに歯垢・歯石の付着が重度で、歯肉・口腔粘膜が赤く腫れていました。
また一部の歯は触るとグラグラしていました。
プローピング、通水試験、歯科レントゲン等を行い、必要に応じて抜歯しました。
温存できそうな歯についても歯周ポケットが深い部位はフラップを作成し、目視下で歯垢・歯石除去を行いました。
また、歯肉は不良肉芽を掻爬し新鮮創にしました。
抜歯窩には蓄膿が認められたため、徹底的に洗浄をした後、吸収糸にて縫合しました。
歯周病は軽度であれば温存することができますが、進行すると抜歯が必要となります。
歯周病は気づかない間に進行してしまうため、症状が出た時には進行してしまっていることが多いです。
早期発見するには定期的な歯科検診が必要となります。
大切なワンちゃんネコちゃんのお口の健康のためにも定期的な歯科検診を受けるようにしましょう