潰瘍性歯周口内炎

2020/3/23

潰瘍性歯周口内炎は歯垢細菌による口腔粘膜の過敏反応であり、免疫介在性疾患と考えられています。
治療には歯垢・歯石の除去、歯周治療が必要となります。
その後完璧なホームデンタルケアが行えれば良化しますが、磨き残しがあると改善しません。
その際は歯垢や歯石が付着しないように抜歯をする必要があります。

動物の種類:犬

犬種・猫種:トイ・プードル

処置日:2020/03/23



以前、麻酔下で歯石除去と歯科レントゲン検査を行ったところ、重度の歯槽骨の融解と口腔粘膜の潰瘍が認められました

種々の口腔内検査より重度歯周病、潰瘍性歯周口内炎と診断しました

飼い主さんと相談の上、今回下顎犬歯以外の全ての歯を抜歯を行いました

抜歯窩に溜まっていた膿を除去し、徹底的に洗浄をしたあと、吸収糸にて縫合しました

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