猫の吸収病巣

2020/2/7

猫の吸収病巣は抜歯が必要となります。
放置していると痛みでご飯が食べられなくなったり、歯が折れる可能性があります。
歯の検診を受けたことがない方は一度歯科検診を受けられることをお勧めします。

動物の種類:猫

犬種・猫種:スコティッシュ

処置日:2020/02/07



  

歯肉が赤く腫れています

また左上犬歯が歯周病により傾いています

 

大まかに歯石除去をした後です

歯が溶けているのが確認出来ます

 

 

    

吸収病巣や重度の歯周病により歯の動揺が認められたため、抜歯しました

下顎の臼歯は肉眼上は認められませんが、レントゲン検査で残根が多数認められたため、歯肉を切開し抜歯しました

抜歯後、再度レントゲン検査を実施し、残根がないことを確認しました

歯肉の炎症がひどい部分は縫合しても裂けてしまうため、切除し新鮮な粘膜同士を吸収糸で縫合しました

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