2019/6/8
鈍的外傷などにより歯髄が炎症を起こし、歯の色が変わってしまうことがあります。動物の種類:犬
犬種・猫種:ポメラニアン
処置日:2019/06/08
赤丸部分が変色しています。
赤丸部分が欠けています。写真では分かりませんが、舌側部は歯髄が透けて見えていました。
また青丸部分は歯の一部が吸収されていました。
治療には抜髄根幹治療、抜歯があります。
抜髄根幹治療後は麻酔下での定期的な歯科レントゲン検査が必要となります。
今回は飼い主さんの希望により頻回麻酔を避けるため抜歯しました。
抜歯後は透明の糸で縫合しています。
青丸部は歯科レントゲン検査にて歯根膜腔が消失していたため、歯冠切除を行いました。
赤丸部の歯の治療には抜髄根幹治療、抜歯があります。
抜髄根幹治療後は麻酔下での定期的な歯科レントゲン検査が必要となります。
今回は飼い主さんの希望により頻回麻酔を避けるため抜歯しました。
抜歯後は透明の糸で縫合しています。
鈍的外傷などにより歯髄が炎症を起こし、歯の色が変わってしまうことがあります。
歯髄炎の歯は抜髄根幹治療や抜歯が必要となります。
お家のワンちゃん・猫ちゃんの歯を見て、もし変色しているようであれば、
早めに動物病院で診察を受けましょう。