猫ちゃんの尾側口内炎にご注意を

2019/2/20

猫ちゃんが涎を垂らしたり、口周りを触ると痛がるようであれば、尾側口内炎の可能性があります。
一度動物病院で歯科検診を受けるようにしましょう。

動物の種類:猫

犬種・猫種:雑種

処置日:2019/02/20



上顎の処置前の写真です。 

青丸部に歯石が重度付着しています。 

全体的に歯肉縁が赤く腫れていました。 

また、写真では分かりにくいですが、尾側口腔粘膜(赤丸部)も炎症を起こして赤くなっていました。 

  

下顎の処置前の写真です。 

下側は歯石の付着は軽度ですが、歯肉縁が赤く腫れていました。 

 

口腔内の精査より尾側口内炎と判断し、全臼歯抜歯を行いました。 

(尾側口内炎の治療には様々な方法が報告されていますが、全臼歯抜歯・全抜歯が最も効果的であり、推奨されています) 

  

下顎も全臼歯抜歯しました。 

抜歯後は歯科レントゲンにて残根がないことを確認して治療終了しました。 

(猫の歯は折れやすく、抜歯時に歯根が折れて歯肉内に残ってしまうことがあります。) 

 

猫の尾側口内炎は歯肉や口腔粘膜が赤く腫れたり、爛れる病気です。 

悪化すると食欲が無くなったり、痛みにより涎を垂らすことがあります。 

猫ちゃんが涎を垂らしたり、口周りを触ると痛がるようであれば、尾側口内炎の可能性がありますので、一度動物病院で歯科検診を受けるようにしましょう。 

当院総合HPはこちら