2019/9/20
歯を温存するには毎日の歯磨きと定期的な歯科処置が重要となります動物の種類:犬
犬種・猫種:トイ・プードル
処置日:2019/09/20
歯石の付着と歯肉の発赤が認められます
口蓋側、舌側にも歯石の付着が認められます
犬歯部の頰側粘膜にもびらんが認められます
歯石除去と研磨を行いました
3〜4mm程度の歯周ポケットが認められたため、ルートプレーニングとキュレッタージを行いました
歯槽骨の状態は良好であったため、抜歯等はしていません
この子は約2年前に歯科処置をしていたおかげで簡単な歯科処置ですみました
もし、今まで全く歯科処置をしたことがなければ長時間の麻酔で多数の歯を抜歯する必要があったと思われます
高齢になってから長時間の麻酔をかけなくても良いように、毎日歯磨きをして定期的な歯科処置を行うことをお勧めします